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お知らせ
EC事業の成長でシステムの
リプレイスが必要に。
そこで出会ったキャムマックスは
求めていた規模感のERPシステムでした。
ノンカスタマイズなのに『ここまで使える』を実感!
Prologue
株式会社丸江様は、1953年創業以来、日本の経済成長とともに事業を拡大させ成長を続けている。
今ではLPガス・電気など暮らしのエネルギーを中心としたエネルギー事業や、日本茶と和紙の専門店運営を通し小田原の伝統を守る江嶋事業に加え、キャンプ場・キャンプギア専門店運営を行うアウトドア事業、インターネットを通じてガス器具・キャンプ用品・オフィス家具を販売するECサイト運営事業の4つの事業をメインとしている。
そんな多岐に渡る事業を展開する丸江様の中でも、ECサイト運営事業が成長するにつれ在庫・倉庫管理や入出荷管理の整備が急務となった。
また、これまでのシステムでは在庫評価方法も課題があり、利益計算がうまくできないなど課題があった。
そこで、既存のシステム(OMS・WMS)を利用しながら、課題を解決できるクラウドERPシステムを探していたところキャムマックスと出会う。
導入した結果、課題は解決できたのか。その真相をアウトドア事業部マネージャー 鈴木様に伺った。
Task
倉庫が9か所あり、
ECと連携している倉庫、
していない倉庫とあり
管理に困っていた
在庫評価方法が
最終仕入原価法だったので、
特価で仕入れた際の
利益計算ができない
システムを連携させて
無駄な工数をかけず
受注から出荷までを
スムーズに
CAM
クラウドERP導入のきっかけを教えて下さい。
鈴木さん
これまでは在庫・倉庫管理に課題を抱えていました。
ECサイトを運営していますが、ECと連携している稼働倉庫は4箇所、ECと拠点が分散している倉庫が5箇所ほどあったので入荷予定管理、仕入先の買掛金管理、発注残の管理に工数がかかっていました。
また、当時の在庫評価方法が最終仕入原価法であったため、特価で仕入れた際の利益計算ができなかったりと課題があったのでそれらを解決するためにシステムのリプレイスをしようと考え、ERPシステムを導入することを検討することにしました。
CAM
どのようにしてキャムマックスを見つけて頂きましたか?
鈴木さん
利用しているシステム(OMSとWMS)のAPI連携が可能で、移動平均単価の対応、 複数倉庫の対応をしているERPシステムを探していたところ、 利用しているWMSの会社様からキャムマックスのご紹介を頂いたことがきっかけです。
CAM
キャムマックスに決めて頂いた理由をお聞かせ下さい。
鈴木さん
キャムマックス以外にも、他のクラウド型ERPやオンプレミス型も検討しました。
しかし、大企業様が利用されるような規模感のシステムが多く、どうしても初期費用や月額費用が想定以上で、維持管理が大変になってしまう懸念がありました。
様々な製品を検討した結果、キャムマックスは中小企業向けに開発されているということもあり、機能面と費用面ともに当社の求めているイメージと一番近かったのが決め手となりました。
CAM
管理方法が変わることについて従業員の方から理解を得られましたか?
鈴木さん
OMSとWMSの間にひとつシステムが追加されることで作業工数が追加となり、従来の受注~出荷までの流れや処理方法の大幅な見直しが必要となってしまいました。
便利になる、工数を削減できるはずのシステム導入なのに、なぜ作業が増えるのか、なぜ必要なのかの理解を得るため、打ち合わせには度々経営層にも参加してもらい、理解を促しました。
CAM
スムーズに導入できたとのことですが、上手くいったポイントはありますか?
鈴木さん
キャム様に相談する前から社内の課題を整理し、システム相関図を基にした導入前・導入後・その先の展開を図示したものを準備し、 プロジェクトに携わるメンバーだけでなく経営層への理解をしてもらうよう伝えていたことで、全体像の周知はスムーズに行えました。
その結果、少なからず反発はありましたが、社としてキャムマックスを導入するという方向性は確立することができました。
また、開始時期が商材の繁忙期だったのですが、導入に向けて関係者全員参加で細かくミーティングを重ね、情報に齟齬が無いよう断片的でも記録を残すように努めたので、 スピードを落とさずプロジェクトをすすめることができました。
CAM
導入前、導入後のキャムマックスのサポート体制はいかがですか?
鈴木さん
導入前の打合せには、下川代表が直接ご参加くださいました。
そのおかげで、商談後もやりとりがスムーズでヒアリングからテストデータの取込やデータ構築のサポートなど、弊社メンバーの窓口が多いなか、ひとつひとつの疑問に回答いただけました。
納期がタイトだったので心配もありましたが、無事予定通り導入にいたりました。
導入後も、発注・仕入→在庫連携→受注連携と段階的に導入を進めていきましたが、その時々で出てくる疑問にも導入サポートの皆様に丁寧に対応いただいており問題なく利用ができております。
CAM
キャムマックスを導入してよかった点、良くなかった点など従業員の方からの評判などはいかがでしょうか?
鈴木さん
良かった点としては、
・在庫・仕入・発注管理の工数は大幅に削減することができた。また、移動平均単価に変えたことで、粗利も正確になり精度も上がった。
・複数倉庫の在庫を、その都度エクセルで管理していたが、限りなくリアルタイムで各倉庫・各商品の在庫数を把握できるようになった。
・注残管理がスムーズになった。
・正確に商品情報や金額が登録されているので、データ分析や発注時のデータ作成が容易になった。
など、当初期待していた部分の多くが実現できました。
ただ、やはり一部弊害が出てしまった部分もありました。
・OMSとWMSの間にERPが入ったことで、会計処理に関わる買掛金・売掛金などの知識がないと正しい処理ができなくなった。
・OMS、WMSの間にキャムマックスが入ったことで、現場の業務負荷がかかってしまった。
・APIと連携していない実店舗のPOSのデータをどう取り込んでいくのかは課題として残っている。正確性を求めることで工数があがってしまうこともある。
ただ、このような点があったとしても全体を通してみれば導入したことについては満足しています。
result
倉庫が9か所あり、
ECと連携している倉庫、
していない倉庫とあり
管理に困っていた
脱エクセル!
在庫評価方法が
最終仕入原価法だったので、
特価で仕入れた際の
利益計算ができない
利益が正確に!
システムを連携させて
無駄な工数をかけず
受注から出荷までを
スムーズに
正確なデータの
受け渡しが可能
DX化!
CAM
今後、キャムマックスへの要望はありますか?
鈴木さん
一気に複数注文が入ったあとで1つだけキャンセルされても対応ができるように、1伝票につき1明細でるように欲しいです。
(現状は複数注文が1とカウントされてしまい、個別キャンセルができないため)
CAM
ERPを活用した今後の展望を教えてください。
鈴木さん
今はEC関連事業のチームで利用していますが、今後は他の事業部への展開や、現状API連携していない実店舗のPOS連携などにキャムマックスを活用していきたいと考えています。
また、適切にERPを使いこなすために、これまで以上に携わるスタッフそれぞれの業務範囲を広げて、関わるスタッフのスキルアップが欠かせないので、知識の習得や共有も重要なポイントだと思っています。
Message
CAM
キャムマックスを検討されている方にメッセージをお願いします。
鈴木さん
DX化するためには新しいシステムの導入だけでなく、携わるスタッフが継続的に関連する知識の習得・学習が必要不可欠だと考えています。
導入・運用が開始した今でも、まだまだ新しい知見を得ることがあり、DX化に終わりは無いのだなという実感があります。
また、必ず1名はデータ作成・操作・管理に習熟したスタッフを含めることをオススメします。
また、現在貴社が展開されている「キャムスタ!」は、「キャムマックス」を進めて行く上で、とても良いコンテンツです。
弊社も導入前にこのコンテンツがあれば、より理解を深めた状態で導入ができたのにな~と思いました(笑)。
現在でも重要かつ必要な情報源となっているので、引き続き「キャムスタ!」で濃い内容を展開していただけると助かります!