おすすめのカートシステムは? ECサイトの始め方
現在、ECサイトの運営店舗数は日本国内だけで約850万店ほどあると言われています。 コロナ禍になる前から出店舗数は右肩上がりだったのですが、コロナの巣ごもり需要、 さらに初期費用なども安くオンラインストアが持てるショッピングカートが出てきたことで 2020年からも増え続ける一方です。
今回はそんなECサイトを始める方に向けておすすめのECシステム・カートシステムをご紹介していきます。
カラーミーショップ
COROR ME(カラーミー)は国内で一番利用者数が多いとされているカートシステムです。
初期費用、月額費用が無料のフリープランがあり、まずは自分で立ち上げをしてみたいというユーザーにおすすめです。さらに上位プランも用意されており本格的に使いたいという方も対応可能です。
デザインテンプレートも準備されているので、デザイン会社に制作依頼をしなくても本格的なオンラインストアを持つことが出来ます。
店舗数:約4万店
月額費用:0~21,000円 (プラン・オプションによる)
手軽さ:★★★★★
機能性:★★★☆☆
商品登録点数:無制限
MakeShop
メイクショップは上記カラーミーと同様GMOグループが提供しているカートシステムです。カラーミーに比べ売上規模の大きいショップ向けという位置づけです。
カラーミーと違い販売手数料がかかりません。上位プランでは商品点数50,000点まで
登録できます。デザインテンプレートは無料で配布されており、さらに681の機能があり、用途に合わせたオンラインストアの構築が可能です。
店舗数:約1万店舗
月額費用:10,000~50,,000円 (プラン・オプションによる)
手軽さ ★★★★☆
機能性:★★★★☆
商品登録点数:最大50,000点
Shopify
Shopifyは越境EC(多言語・多通貨)が出来るカートシステムとして2017年に日本に上陸しました。
カナダ生まれで、英語圏向けのシステムということもあり、当初は日本語サポートはあまり受けれないものでしたが、
2020年ごろから日本語対応のレベルもあがり、利用ユーザーが急増しています。
月額利用料金が安い、プラグインも多くカスタマイズが効く、デザインテンプレートも豊富なことに加え、
多言語、多通貨、海外配送用の伝票なども簡単に作成出来ることで、国産のカートシステムにはない差別化が出来ており、
一定のユーザー層から指示されています。
店舗数:約2万店舗
月額費用:29ドル~299ドル (プラン・オプションによる)
手軽さ ★★★★☆
機能性:★★★☆☆
商品登録点数:無制限
ショップサーブ
ショップサーブは機能面が充実しているカートシステムになります。
定期購入やワードプレスの連携はもちろんAmazonペイや楽天決済にも対応しています。
調査分析、プロモーション支援、制作代行などのマーケティングサービスも行っているので
ECのサイト構築から運営までサポートしてくれるので、どうしても自社では運営がうまく出来ないというユーザー様向けの
カートシステムになります。
店舗数:約1万店舗
月額費用:22,000円
手軽さ ★★★☆☆
機能性:★★★☆☆
商品登録点数:3,000点 (追加可能)
Futureshop
フューチャーショップはASPの中でも比較的自由度が高く、テンプレートでは表現できないようなデザイン性を重要視している ECサイトにおすすめです。またメルマガ機能もありInstagramショッピング機能などは今の時代にもあっていて 集客の役に立つ機能です。そして実店舗との連携が出来るのが何よりも強みです。 オムニチャネル対応のカートシステムを探されているならおすすめです。
店舗数:約3,000店舗
月額費用:22,000円~
手軽さ ★★☆☆☆
機能性:★★★★☆
商品登録点数:最大10,000点
ebisumart
ebisumartはフルカスタマイズが出来るカートシステムです。サイトのデザインから構築までを対応してくれる為、 初めて本格的にこだわった自社ECサイトを持ちたいというユーザーにはおすすめです。また料金携帯も特徴があり、 従量課金、固定、売上に対してのフィーの3つのプラン選ぶことが出来ます。 また1年で200回以上のアップデートもあり常に最新の状態で利用出来る安心感もあります。 連携できるソフトウェアも豊富なため、既に導入しているシステムに合わせたECサイトを作成したい場合にもおすすめです
店舗数数:約1,000店舗
月額費用:300,000円~ (月商1,000万円の場合)
手軽さ:★☆☆☆☆
機能性:★★★★★
商品登録点数:無制限
複数店舗管理は大変
今回ご紹介したカートシステム以外にもBASEやSTORESのようなインスタントECと呼ばれるものや、 楽天、Yahoo!ショッピング、Amazon、ZOZOTOWNなどのモール型のショップもあります。 手軽に始められるようになったこともあり、インターネット上で複数店舗運営する企業様も増えてきています。 様々なユーザー層を獲得するための販路拡大施策としては大変良いのですが、在庫管理や販売管理などの業務が増えてしまい、 バックヤード業務が煩雑になってしまいます。 そのような場合は、オムニチャネル対応の在庫管理、販売管理が出来るERPの導入がお勧めです。
キャムマックスでは、こちらで挙げたカートシステム、ショッピングモール以外にも、 BotB対応している「Bカート」、実店舗のPOS連携「スマレジ」、 倉庫管理システムの「イー・ロジット」「ロジザードZERO」「クラウドトーマス」との連携が可能です。 他にも様々な送り状システム、決済も連携出来きます。
実店舗など複数店舗の運営業務をサポートできる機能が兼ね備わっています
この記事を書いた人
下川 貴一朗
証券会社、外資・内資系コンサルティングファーム、プライベート・エクイティ・ファンドを経て、2020年10より取締役CFOとして参画。 マーケティング・営業活動強化のため新たにマーケティング部門を設立し、自ら責任者として精力的に活動している。