販売管理システムの主な機能とは? コスパのよいクラウド販売管理システムもご紹介
販売管理は、主に見積の作成から受注、納品、請求、入金確認など多岐にわたり営業活動に関する情報を管理する重要な業務です。
さらに、在庫管理や購買管理などとも密接しており複数部署にまたがった業務が発生します。そのため、販売管理業務は複雑になりやすく、管理担当者しか把握していないというような業務の属人化が起こりやすくなっています。では、属人化を防ぎ、効率よく販売管理を行うにはどのように業務を行えば良いのでしょうか?
本記事では、販売管理の主な業務の解説と、販売管理業務を効率的にする「販売管理システム」についての基礎的な知識から具体的な導入例、機能一覧などをご紹介します。
目次
- 販売管理とは
- 販売管理システムとは?
- 販売管理クラウドとは?
- クラウド型 販売管理システムが優れている理由|オンプレミスとの比較
- 販売管理システムのメリット・デメリット
- 販売管理のケーススタディ・導入事例
- 販売管理システム機能一覧
- 販売管理システムの選び方とポイント
- 販売管理システムの機能では不十分な場合はERPを検討しましょう
- 実は販売管理システムとERPはそこまで費用は変わらない
- クラウドERPキャムマックスは低コストで使える販売管理に強いERP
- 販売管理システムに関するよくある質問(FAQ)
- 販売管理システムは安いシステムなのか?他の業務システムとの価格比較
- キャムマックス以外にもあるおすすめ販売管理クラウド比較8選!
販売管理とは
そもそも販売管理とは、企業を運営する上で重要な「お金」と「モノ」の流れを管理することです。
その際、「いつ・どこで・何を・誰に・いくらで」など、具体的な販売の詳細に加えて、代金請求が完了しているのかという点も管理の対象に含まれます。つまり、仕入れから受注、在庫、出荷、納品、請求といった商品の販売フローや利益を管理することが、販売管理の業務になります。
販売管理の業務フロー
販売管理の業務フローは大きく分けると以下の5つの業務管理を行うことです。
受注管理
受注管理とは、注文を受けてから出荷するまでの一連のプロセスを管理する業務のことです。顧客企業や消費者から注文を受けると、見積書や受注伝票の作成、納期の連絡など、さまざまな業務が生じます。これらを適切に管理するのが受注管理業務です。
出荷管理
出荷管理とは、受注を元に商品を出荷し、顧客に納品するまでの一連のプロセスを管理する業務のことです。
商品を出荷する際に、品番や個数、納期など顧客に納品するまでの業務・情報を適切に管理するのが出荷管理業務です。
請求管理
請求管理とは、顧客に請求書を発行し、入金されるまでの一連のプロセスを管理する業務のことです。
顧客が商品を受領したことを証明する受領書を受け取り、請求書の送付を行い、入金まで確認することが請求管理業務です。
仕入管理
仕入管理とは、商品の製造などに必要な資材の調達に関連するプロセスを管理する業務のことです。購買管理ともいいます。
資材の仕入れ見積もりを請求し、価格・納期など確認した後、発注を行います。資材が納品されたら、検品し、問題がなければ受領書や検収書を仕入先に送付します。その後、仕入先から送られてくる請求書に基づいて支払いを行うまでが仕入管理業務です。
在庫管理
在庫管理とは、出荷情報や受注情報を元に、顧客が必要とする商品数を確保するため、適切な量の在庫を管理する業務のことです。
商品のみならず、製造に必要な資材の数を管理することが在庫管理業務です。
販売管理を行うメリット・目的
販売管理を行うメリットは、「利益の向上」「業務の効率化」「顧客体験の向上」があります。
利益の向上
販売に関連する「いつ・どこで・何を・誰に・いくらで」という情報を管理することにより、お金の流れだけでなく販売実績に関する情報を取得し、今後の販売チャネルの強化をデータを活用して行うことができます。
業務の効率化
受注・在庫・出荷・納品・請求といった業務の流れを可視化し、管理することで業務のミスを未然に防ぐことができます。
また、業務の流れを可視化したことによって浮かび上がる課題を改善することで、より業務効率化を進めることができます。さらに、情報を一元管理することにより、部署をまたぐ複雑な業務も常に正しい情報を把握することができるため、人的エラーを防ぐことができます。
顧客体験の向上
販売管理を行うことで、見積書・請求書など顧客に提出する書類が一元管理され、提出の抜け漏れや遅れを防ぐことができます。
受注から納品、請求までの販売フローをミスなく迅速に対応することで、顧客の購買体験を向上させることができます。
販売管理システムとは?
販売管理に関する業務を、一元的に管理できるシステムのことを販売管理システムと言います。搭載されている機能は豊富で、自社の用途に合わせて自由に活用できる点が魅力です。
また、以前の販売管理ツールは、あくまで手段として用いられていましたが、販売管理システムになったことで、より体系化された仕組みとして利便性良く使われるようになりました。
販売管理クラウドとは?
受注してから納品するまでの販売管理業務は、商品数や品数が多ければ多いほど煩雑になりやすいです。
これらの業務を効率的に行うためのソフトを販売管理ソフトと言いますが、「クラウド型」というのは、さらに一歩進んだタイプです。従来の販売管理ソフトは、オンプレミス型と呼ばれ各企業で使用しているコンピュータにインストールするタイプが主流でした。
一方でクラウド型は、大元になるソフトが提供者のサーバに組み込まれていて、インターネット経由でその仕組みを利用する方法が取られるため、自社サーバやハイスペックパソコンも不要で、いつでもどこでもシステムに入ることができる仕組みとなっています。オンプレミス型と比べ手軽で価格が安いこともメリットです。
クラウド型 販売管理システムが優れている理由|オンプレミスとの比較
項目 | クラウド型 | オンプレミス型 |
---|---|---|
導入コスト | 低額 | 高額(サーバー設置・初期費用が高い) |
運用コスト | アップデート・保守費用込みの月額利用料のみ | メンテナンス費用や維持費が発生 |
カスタマイズ性 | 中程度(システムの標準機能に依存) | 高い(自社専用に調整可能) |
アクセス性 | インターネット接続でどこでも可能 | 社内PCからのみ可能 |
アップデート頻度 | 自動アップデート | 手動で更新が必要 |
セキュリティ | ベンダー(サービス提供会社)による管理 | 自社で管理 |
バックアップと復元 | 自動バックアップが可能 | 自社で実施 |
販売管理システムの主な種類として、オンプレミス型とクラウド型があります。
オンプレミス型とは、PC本体にソフトウェアをインストールし、自社サーバーを経由して販売管理システムを活用する方式です。
自社専用のシステムとして開発することが前提になりますので、独自の複雑な業務フローで運用していたり、専用の端末でしか操作できない制限を設けたいなどの要望に適した仕様となっています。
一方、クラウド型はインターネットを経由して販売管理システムを利用します。インストールの手間がかからない点はメリットですが、パッケージされているものが多く、カスタマイズ性はオンプレミス型と比べてやや劣る点に注意が必要です。しかし、それを差し引いてもクラウドタイプはオンプレミスタイプよりメリットが多くあります。
それでは、販売管理システムのオンプレミスよりクラウドが優れている5つのポイントをご紹介致します。
トータルコスト削減
最も顕著なのが維持費用です。オンプレミス型の場合、仮に販売管理ソフト自体の価格が安いとしても、システムのバージョンアップ、トラブル発生の際の費用がかかります。
また、システムの維持管理のため、基本はベンダーに保守費用を支払い続けることになります。そのような費用をかけずに利用し続けてしまうと時代に取り残された古いシステムとして使い続けるしかなくなります。
一方、クラウド型販売管理ソフトであれば、導入費用・月額費用が数万円~で簡単に導入できます。また、無料でベンダー側で日頃のメンテナンスやアップデートも自動で行われますので常に最新の状態のシステムを利用し続けることが可能です。
どこからでもアクセス可能
オンプレミスの場合、基本は会社のパソコンにインストールされるため、会社に行かなければ操作できません。
一方、クラウド型販売管理ソフトの場合は、インターネットの環境が整ってさえいれば、どのパソコン(場合によってはスマホやタブレット)からもアクセスできるため、リモートワークにも最適です。いまの時代にあっていると言えるでしょう。
リアルタイムでのデータ共有が容易
オンプレミス型の販売管理システムの場合、他業務や他部署とデータを共有する際、紙に印刷したりメールで送るなどやり取りが生じる際にタイムラグが発生します。
一方、クラウド型の場合は、リアルタイムのデータを複数人が同時に確認できるため、時間差が発生しません。
データサイズを気にする必要なし
従来型の販売管理ソフトの場合、まずインストールする際に高スペックのサーバやパソコンが必要となることが多いです。
というのも、システムを動かすためには大容量のデータ保存領域が必要ですし、その分機器に大きな負荷がかかるからです。
クラウド型ならその心配はありません。データ自体は提供会社のサーバに入っているため、インターネットを使って開くことができさえすればよいのです。
バックアップや復元がしやすい
販売管理ソフトには、企業の経営にかかわる大事なデータが入っていますので、常にバックアップをとるなどしておかなければなりません。
従来型の場合は、一度作成したレポートなどを保存する形で残しておくことになりますが、保存してしまうと逆に元に戻せないといった致命傷になりかねません。
ミスに気づいてやり直したいという時に、クラウド型は履歴をさかのぼることができるので便利です。
販売管理システムのメリット・デメリット
ここからは、販売管理ソフトを導入するメリット・デメリットについてご紹介します。
メリット・デメリットを事前に理解しておくことで、販売管理ソフト導入後の理想と現実のギャップを生み出すことなく活用できます。
販売管理システムのメリット
販売管理ソフトのメリットは主に以下の3つです。
- 業務を効率化できる
- コストが削減できる
- 経営状況を可視化できる
それぞれの内容について見ていきましょう。
業務を効率化できる
販売管理ソフトには、さまざまな機能が備わっている上、データ連携なども可能なため業務効率化が期待できます。特に、手作業で行う作業を削減することで、人為的なミスを防げるのは大きなポイントです。
コストが削減できる
従来はスタッフが担っていた業務も販売管理ソフトに任せられるため、人的コストの削減が見込めます。特に、クラウド型の販売管理ソフトは、初期にかかる費用やランニングコストを抑える効果も期待できるでしょう。
経営状況を可視化できる
販売管理システムを導入することで、販売管理業務に関するデータを可視化することができます。
売上や商品の発注・納品・在庫に関するデータをリアルタイムに把握できるため、スピーディな経営判断と意思決定に役立ちます。
販売管理システムのデメリット
販売管理ソフトにはメリットがある一方、以下2つのデメリットがあります。
- 導入コストがかかる
- 慣れるまで時間がかかる
それぞれについて見ていきましょう。
導入コストがかかる
オンプレミス型の販売管理ソフトは、自社内にサーバーやネットワークを準備する必要があり、クラウド型に比べ、導入コストや保守費用が高額になりやすいです。
クラウド型はオンプレミス型よりも導入費用や導入までの期間を抑えることができ、インターネット環境さえあればどこからでもアクセスができるので、テレワークにも対応が可能です。
しかし、オンプレミス型よりもカスタマイズ性は低くなるので、注意が必要です。
慣れるまで時間がかかる
特に導入したばかりの初期段階は、ソフトの活用に慣れるまで時間がかかりやすくなります。
サポート体制が万全な販売管理ソフトを選べば、時間を無駄にすることなく操作に慣れることが可能です。
販売管理のケーススタディ・導入事例
ここからは、販売管理システムのケーススタディ・導入事例として、実際に導入した各業界のコメントをご紹介します。
アパレル業界
導入事例として、あるアパレルブランドでは、ネットショップでの注文が増加したことに伴い、販売管理システムの導入を決めました。
結果として、それまでスタッフが手動で実施していた在庫管理の負担が軽減し、ヒューマンエラーによる後戻りコストも減少したとのことです。
さらに、システム導入から2年後には、売上が1.6倍になるという実績を築いており、販売管理システムを取り入れるメリットの大きさが分かります。
「日々の売上管理に紐づけて仕入れ額が把握しやすい!」という声をいただいております。特にアパレル業界では、日々移り変わるトレンドに対応した商品販売が重要です。
売上管理を正確に把握することで、売れ筋商品を見極めて在庫管理にも役立てられます。
輸入代理店業
輸入代理店業からは、「秀逸な商品管理システムでした」というコメントを寄せていただきました。
販売管理システムは、蓄積したデータの分析を行い、今後の商品の販売戦略を立てることが可能です。これまでは可視化が難しかった売上をスムーズに把握することで、社内における業務の活性化が見込めます。
食品メーカー
食品メーカーからは、「工程スケジュールが管理しやすい!」という声を頂戴しました。例えば、急なスケジュール調整が発生した場合も、販売管理システムを活用することで、効率的なスケジュールの組み替えが実施できます。
また、本店との連絡ツールとしても使えるため、他のツール導入にかかるコストを抑える効果も期待できるのです。
製造業
製造業からは、「煩雑な商品在庫を、スムーズに管理できるようになった」というコメントをいただきました。大小問わず、あらゆる部品の在庫管理が必要な製造業において、効率的な入出庫は、工程そのものに影響を与えます。
販売管理システムを活用すれば、質量・個数の管理に加えて、ロット別の管理なども容易に行えるようになるのです。
販売管理システム機能一覧
ここからは、販売管理システムの機能をご紹介します。
販売管理機能
販売管理機能には、見積や受注、売上に関する機能があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
見積管理
取引先からの問い合わせや営業活動に応じて見積書を作成・管理できます。
たとえば顧客ごとに単価を変えたり、割引条件や納期、支払条件などを反映したうえで見積書を発行し、その内容を履歴として残せます。作成した見積は受注時にそのまま転用できるため、再入力の手間やミスを防げるのが大きなメリットです。
また、過去の見積データを検索して同様の案件に再利用したり、受注率の分析や見積期限の管理にも活用でき、営業活動の効率化にもつながります。
受注管理
顧客からの注文受付から出荷指示・請求書発行までを一元管理できる仕組みです。
具体的には、受注入力・見積の引用や自動反映、在庫確認・引当、発注手配、納期設定、出荷進捗・出荷処理、請求業務などが含まれます。
また、複数チャネルの注文を統合し、入力ミス防止やペーパーレス化、自動アラートにより業務効率化とコスト削減を図れます。
売上管理
売上管理機能では、受注や納品の情報をもとに売上データを登録し、実績として管理できます。
たとえば商品を納品したタイミングで売上計上し、請求処理や利益管理に活用できます。販売先や商品ごとの売上推移も分析できるため、好調・不調の要因を把握して営業戦略に反映することが可能です。
また、売上日・出荷日・請求日の違いにも対応できるため、企業の業務フローに沿った柔軟な管理が行えます。帳票出力やCSV出力にも対応し、日常の経理業務や経営判断に役立ちます。
請求・債権管理
請求・債権管理機能では、売上に基づいて請求書を自動作成し、締め日や取引条件に応じて発行・管理ができます。
たとえば月末締め翌月払いの得意先には、まとめて請求書を発行し、入金予定日まで債権として管理します。入金後は消込処理を行い、未入金があれば督促や回収対応へと進めます。これにより、請求漏れや入金遅れを防ぎ、キャッシュフローの安定に役立ちます。
また、複数の請求先や取引条件を持つ企業でも柔軟に対応でき、経理業務の負担軽減にもつながります。
在庫管理機能
続いて、在庫管理機能として、入出荷や棚卸に関する機能をご紹介します。
出荷管理
受注や売上データをもとに、出荷すべき商品や数量を管理し、スムーズな出荷業務を支援します。
たとえば、倉庫からのピッキング指示書を出力し、誤出荷を防ぐためのチェック機能を活用することで正確な出荷が実現します。納品書の発行や配送業者との連携も可能で、伝票作成や送り状出力の手間も削減できます。出荷状況はリアルタイムで把握できるため、「いつ、どの商品を出荷したか」を正確に記録し、トラブル時の対応や在庫調整にも役立ちます。
入荷管理
発注に基づいた商品の入荷情報を記録・管理し、在庫反映や検品作業をスムーズに行えるようサポートします。
たとえば、仕入先からの納品時に納品書と照合しながら数量や品目を確認し、誤納や未納を即座に把握することが可能です。入荷処理後は自動的に在庫数が更新され、売上や出荷業務と連動した精度の高い在庫管理につながります。
また、予定より遅れた入荷や不良品の記録も残せるため、仕入先管理や業務改善にも役立ちます。
棚卸
倉庫や店舗にある実際の在庫数とシステム上の在庫データを照合し、差異を把握・修正するための機能です。
たとえば、定期的な棚卸作業でバーコードスキャンや棚卸リストを活用し、現場での在庫数を入力すると、差異リストが自動的に作成されます。これにより、在庫ロスや誤出荷の原因となる「帳簿在庫」と「実在庫」のズレを早期に発見・是正できます。結果は履歴として記録されるため、過去との比較や監査対応にも有効です。業務の正確性を保ち、在庫精度を高めるうえで欠かせない機能です。
財務会計機能
次に、財務会計の機能として、経費精算と自動仕訳の2つについて見ていきましょう。
経費精算
社員が立て替えた交通費や出張費、接待費などの経費を、正確かつ効率的に申請・承認・精算するための仕組みです。
たとえば、交通系ICカードやレシートの写真を添付してスマホやPCから簡単に申請でき、上長は内容を確認してワンクリックで承認が可能で、承認された経費は会計データと連携して仕訳登録や支払い処理にもつながります。
これにより、申請ミスや二重精算を防止でき、経理担当者の確認作業や集計業務の負担も大幅に軽減されます。
自動仕訳
売上・仕入・経費などの取引データをもとに、会計上必要な仕訳を自動で作成する機能です。
たとえば、販売管理システムで売上処理を行えば、「売掛金/売上」といった仕訳が自動で登録され、会計システムに連携されます。これにより、手作業による仕訳入力の手間や入力ミスを削減でき、経理の業務効率が大幅に向上します。
また、定型パターンや勘定科目のルールを事前に設定しておくことで、企業ごとの会計処理にも柔軟に対応できます。月次・年次決算のスピードアップにも貢献する機能です。
機能連携
最後に、機能連携についてもご紹介します。紐付けた管理を行うことで、全般的な業務の効率化が見込めるため、ぜひ参考にしてみてください。
ECカート・モール連携
ECカート・モール連携機能は、自社ECサイトや楽天・AmazonなどのECモールと販売管理システムをつなげ、受注・在庫・商品情報などを一元で管理できる機能です。たとえば、各モールで受けた注文情報が自動で取り込まれ、出荷や在庫更新までを一括で処理可能になります。
これにより、複数チャネルの在庫ずれや出荷遅延を防げるほか、商品情報の更新や売上集計もまとめて行えるため、手作業の負担を大きく軽減できます。
EC運営の効率化とヒューマンエラーの防止に役立つ、EC事業者には欠かせない機能です。
WMS連携
販売管理システムと倉庫管理システムをつなぎ、出荷・入荷・在庫のデータをリアルタイムに同期させる機能です。
たとえば、販売管理側で受注が確定すると、自動でWMSに出荷指示が連携され、倉庫ではピッキングから出荷までスムーズに対応可能になります。
また、WMSで実際の入出荷や棚卸が完了すれば、その情報が販売管理側に反映され、在庫状況の精度向上や伝票発行の自動化につながります。人手による転記作業を削減し、物流と販売の連携を効率化するうえで重要な機能です。
POS連携
店舗のPOSシステムと販売管理システムを接続し、売上データや在庫情報を自動で連携させる機能です。
たとえば、店頭での販売情報がリアルタイムで本部の販売管理システムに反映されるため、売上集計や在庫更新を即座に行うことができます。これにより、各店舗ごとの売上状況の可視化や在庫の適正化が可能となり、欠品や過剰在庫のリスクを抑えることができます。
また、ポイント管理やキャンペーン情報の連携にも対応しており、店舗と本部の一体運営を支える重要な仕組みです。
販売管理システムの選び方とポイント
会社ごとに多種多様な販売管理システムを提供しています。そのため、導入費用だけでなく、カスタマイズ性や機能面なども比較検討することが大切です。
ここでは、選び方のポイントを解説すると共に、一部では他社との比較についても解説します。
選び方のチェックリスト
項目 | 内容 |
---|---|
初期導入コスト | 予算範囲内で抑えられるか? |
月額利用料 | 継続利用時のコスト負担は適切か? |
連携機能の充実度 | ECカート、POSシステム、WMSなどと連携できるか? |
サポート体制 | 無料かつ迅速な対応が得られるか? |
クラウド対応 | リモートワークや外部アクセスに対応しているか? |
操作性 | 現場での使いやすさが確保されているか? |
初期費用および月額費用
販売管理システムを活用するにあたり、導入費用は重要なポイントです。
システム名 | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|
キャムマックス | 100,000円 | 基本料70,000円+ライセンス20,000円/ライセンス(5ユーザー単位) |
楽楽販売 | 150,000円〜 | 70,000円〜 |
スマイルワークス | 30,000円〜 | 10,000円〜 |
freee販売 | 0円 | 3,980円〜 |
flam | 0円 | 9,800円〜/19,800円〜/54,800円〜(プラン別) |
自社の業務フローに合った機能が備わっているか
販売管理システムの多くは「受注」「売上」「在庫」「請求」などの基本機能を備えていますが、自社独自の業務フローがある場合は、標準機能で対応できるかを確認する必要があります。
たとえば定期受注や複数納品書発行、部門別管理など、業種ごとの運用要件を満たしているかが重要です。
また、特殊な処理がある場合はカスタマイズ対応の有無も比較のポイントです。導入前に業務プロセスを整理し、どこまでシステムで代替できるかを見極めることで、導入後のギャップを防げます。
操作性や使いやすさはどうか
販売管理システムは日々の業務で繰り返し使うものだからこそ、操作のしやすさが成果を大きく左右します。
たとえば、受注登録や請求書発行などの頻度が高い業務において、画面遷移が複雑だったり入力に時間がかかると、現場でのストレスやミスが増加します。
トライアル期間を設けている製品であれば、実際に現場担当者に使ってもらい、直感的な操作が可能か、導線が整理されているかを確認するとよいでしょう。マニュアルやサポート体制の充実も、使いやすさを補完する要素となります。
他システムとの連携性はあるか
販売管理システムは単体で完結することは少なく、会計ソフトや在庫管理システム、ECカート、WMS(倉庫管理システム)、POSなどとの連携が必要になるケースが多くあります。
たとえば、受注データを自動で会計ソフトに仕訳連携できれば、経理業務の負担を大幅に削減できます。さらに、ECサイトと連携すれば、注文内容を手入力する必要もなくなります。API連携やCSV連携の対応範囲を確認し、既存システムや将来的に導入を予定しているシステムとの互換性があるかを必ずチェックしましょう。
サポート体制・保守対応の充実度
導入時はもちろん、運用開始後のサポートも販売管理システム選びでは非常に重要です。
たとえば、トラブル発生時にすぐに対応してもらえるか、電話・メール・チャットなどの問い合わせ窓口が整備されているかなどを事前に確認しましょう。また、操作に不慣れな担当者向けにマニュアルや動画、操作研修などのサポートメニューがあるかも、実運用の安定性を左右します。
クラウド型の場合は、システムの自動アップデートやセキュリティ対応の有無も含めて確認しておくと安心です。
クラウド型かオンプレミス型か
販売管理システムは大きく「クラウド型」と「オンプレミス型」に分かれます。クラウド型はインターネット環境があればどこからでも利用でき、初期費用が比較的安く、アップデートや保守もベンダー側で対応してくれるのが特長です。
一方、オンプレミス型は自社サーバーに導入するためセキュリティ面での安心感がありますが、導入・保守に高いコストがかかる傾向があります。自社の業務規模やIT体制、セキュリティ要件などを考慮して、どちらが適しているかを判断しましょう。
拡張性や将来のスケーラビリティ
事業の成長や業務拡大に伴い、ユーザー数の増加や機能追加への対応力も重要です。
たとえば、導入時は10ユーザーでも、将来的に20名以上で使う可能性があるなら、追加ライセンスが柔軟に増やせるかを確認する必要があります。また、EC連携・海外取引・複数拠点管理などのオプション機能が後から追加可能かどうかもチェックポイントです。初期はミニマムで導入し、必要に応じて拡張できる製品であれば、コストを抑えつつ長期的な活用がしやすくなります。
販売管理システムの機能では不十分な場合はERPを検討しましょう
販売管理システムは営業・販売部門の業務効率化に効果的ですが、企業全体の業務や情報を一元管理したい場合には、ERP(基幹業務統合システム)の導入が選択肢となります。
ここでは、販売管理システムとERPの違いや、切り替えるメリットを整理します。
販売管理とERPの機能の違い
販売管理システムは、主に「受注・出荷・請求・売上・在庫」などの販売業務に特化したシステムで営業部門や出荷・経理など、販売プロセスに関わる部門が中心となって利用します。
一方ERPは、販売管理に加えて「会計・人事・生産・購買・在庫・勤怠」など、企業全体の業務をカバーします。
つまり、ERPは販売管理を内包した“全社統合型システム”であり、部門間のデータ連携や業務の自動化が進めやすくなります。業務範囲が広がるにつれ、販売管理だけでは限界を迎える場面も出てきます。
ERPに切り替えるメリットとは?
販売管理システムからERPに切り替える最大のメリットは、「情報の一元化」と「業務プロセス全体の最適化」です。
たとえば販売情報が自動で会計システムに仕訳連携されたり、在庫状況をもとに自動発注が行われたりと、部門間でのデータ共有がリアルタイムで可能になります。これにより、二重入力や伝達ミスを防ぎ、迅速な意思決定や内部統制強化にもつながります。
また、業務の標準化や将来的な拡張にも柔軟に対応できるため、成長志向の企業や複数拠点・部門をもつ企業には特に有効な選択肢となります。
どのような企業がERPを検討すべきか
以下のような課題を抱えている企業は、ERPの導入を検討する価値があります。
- 販売・会計・在庫など、部門ごとにシステムがバラバラでデータ連携に手間がかかっている
- 拠点や部署が増え、情報の一元管理が難しくなってきた
- 経営数値をリアルタイムに把握して迅速な意思決定を行いたい
- 二重入力やミス、属人化が業務負担になっている
- 今後の事業拡大を見据え、スケーラブルな業務基盤が必要になってきた
このような状況にある場合、早めにERPの比較・検討を始めることで、将来的なシステム刷新の手戻りを防ぐことができます。
実は販売管理システムとERPはそこまで費用は変わらない
「ERPは高額だから手が出ない」と思われがちですが、近年はクラウド型の登場により、販売管理システムと比べても費用差が縮まってきています。
特に中小企業向けのERPでは、月額数万円台から導入できる製品も多く存在し、初期費用も抑えられるケースが増えています。
クラウド型なら初期費用は大きく変わらない
従来のERPは数百万円〜数千万円の導入コストが必要でしたが、クラウド型のERPは初期費用が10万〜30万円程度と、販売管理システムとほぼ同水準です。たとえば、販売管理システムで月額7〜10万円かかるプランに対し、ERPでも同等の月額で販売・在庫・会計・人事などが一体で使えるプランが用意されており、機能対コストの面ではむしろお得に感じられることもあります。
分断コスト・連携工数を含めるとERPのほうが効率的
販売管理システムに加え、別で会計ソフト・在庫管理・購買管理を導入し、CSVやAPIで連携する場合、その設定や保守には手間と費用がかかります。
しかも、トラブル発生時はベンダーが異なるため解決が複雑になるケースもあります。その点、ERPであればすべてが一体化されているため、運用上の連携トラブルが起こりにくく、サポートも一本化されている分、結果的に運用コストを抑えられることも少なくありません。
費用だけで判断せず「業務全体」でコストを見るべき
販売管理システムが安く見えても、実は複数システムの併用によって人件費・管理工数・教育コストがかさんでいることがあります。
ERPは、導入時こそ少し高く感じるかもしれませんが、部門横断での効率化、データの一元化、自動化によって、業務全体としての“隠れコスト”を削減できる可能性が高いです。価格の比較は、機能の網羅性や業務効率、将来の拡張性を含めてトータルで行うことが大切です。
クラウドERPキャムマックスは低コストで使える販売管理に強いERP
「ERPは高額で大企業向け」といったイメージを覆すのが、クラウド型の統合業務システム「キャムマックス」です。中小企業でも導入しやすい料金体系と、販売管理に特化した機能が魅力のERPです。
初期費用10万円、月額9万円で5名が利用可能
キャムマックスは、初期費用がわずか10万円、月額利用料は9万円(基本料70,000円+1ライセンス20,000円)で5名分のアカウントが利用可能です。
クラウド型のためサーバー構築や保守費用も不要で、ランニングコストを抑えながら販売管理ソフト同様の価格でERPの導入が可能です。
販売管理・在庫管理・購買管理・財務会計が標準搭載
キャムマックスは販売管理に強みを持ちながら、在庫管理・購買管理・財務会計といった基幹業務に欠かせない機能も標準で搭載しています。
受注〜売上〜請求〜会計仕訳までを一気通貫で処理できるため、データの二重入力や部門間の連携ミスを防ぎ、業務全体の効率化を図ることができます。
オプションで生産管理にも対応可能
さらに、必要に応じて生産管理機能を追加することも可能です。
製造業などで「工程別の進捗管理」や「原価計算」「製造指示」などが必要な場合にも、キャムマックスで拡張することができます。販売管理からスタートし、業務の広がりに合わせてERP全体へスムーズに移行・拡張できる点も大きなメリットです。
様々なシステムとAPI連携も可能
販売・在庫・購買などの基幹業務だけでなく、外部システムとの連携機能も充実しています。
特に、Shopifyやカラーミー、makeshopなどのECカート、楽天・Amazonといったモール、さらにPOSレジシステムともAPI連携が可能で、受注情報や在庫データを自動で取り込むことができます。
また、倉庫管理を効率化するWMSとの連携にも対応しており、リアルタイムな在庫把握とスムーズな出荷処理が実現できます。
複数チャネルをまたいだ販売を、一元的かつ効率的に管理できる点が大きな強みです。
キャムマックスは、販売・在庫・購買・会計といった主要機能を無理なく一元管理したい中小企業にとって、コスト・機能・拡張性のバランスが取れたクラウドERPの代表格です。導入を検討する際には、60日間の無料トライアルやデモなどで現場との相性を確認してみるのもおすすめです。
販売管理システムに関するよくある質問(FAQ)
ここからは販売管理システムに関して、よくあるご質問について解説します。
Q1. 販売管理システムではどのような業務が可能ですか?
A:販売管理システムでは、一般的には見積管理・受注管理・請求管理など販売に関わる一連の業務を一元的に管理できます。具体的には、顧客からの注文を記録して在庫状況を確認した上で出荷手配を行う在庫管理機能や入出庫管理機能が搭載されているシステムもあるので請求処理までをスムーズに進めることができます。
Q2. ERPと販売管理システムはどう違いますか?また、ERPとは何の略ですか?
A:『ERP』とは、「Enterprise Resources Planning」の略称です。主に「基幹系情報システム」を指しており、部門ごとの複数の基幹業務データを連携することで、経営状況を”見える化”できるシステムとなっています。
一方『販売管理システム』は、ERPとは別もので「販売管理機能」に特化したシステムであり、見積・受注・請求といった販売業務に焦点を当てています。
Q3. 販売管理システムの導入はなぜ必要で、導入するとどのように変わりますか?
A:販売管理システムの導入は、業務の効率化と正確性を向上させるものであり、企業の成長を支えるために必要なツールです。手作業で行われていた受注業務や、請求業務を自動化することで時間を大幅に削減できるほか、在庫数まで把握できたり、ヒューマンエラーを最小限に防ぐことができます。
Q4. オンプレミス型とクラウド型の違いは何ですか?
A:オンプレミス型は自社内のサーバーにシステムをインストールして運用する形式で、カスタマイズ性が高い一方、初期導入コストが高額になります。
一方、クラウド型はインターネット経由で提供されるサービスを利用する形式で、初期費用が抑えられるだけでなくシステムのメンテナンスやサーバー保守などの必要がありません。
Q5. クラウド型販売管理システムは安全ですか?
A:データは暗号化されて保存されているほか、アクセス権限の管理も厳格に行われているため、不正アクセスのリスクも低いです。また、ベンダー側(システム提供事業者)による高度なセキュリティ対策や、バックアップも自動で行うためデータ消失の心配もありません。
Q6. 販売管理システムの導入コストはどのくらいですか?
A:費用はサービスによって異なりますが、クラウド型の販売管理システムであれば初期費用が無料~15万円程度、月額利用料は1万円~10万円程度が一般的です。オンプレミス型に比べてクラウド型は導入コストが低く抑えられるため中小企業に適しています。
Q7. 自社に最適な販売管理システムを選ぶポイントは?
A:最適な販売管理システムを選ぶ際には、初期導入コストや月額利用料などの費用面だけでなく「必要な機能が揃っているか?」「サポート体制が充実しているか?」を確認することが大切です。また、ECカートやPOSシステムとの連携や現場のスタッフが使いやすい操作性も選定時の大きなポイントです。これらを総合的に比較検討しましょう。
販売管理システムは安いシステムなのか?他の業務システムとの価格比較
最後に、キャムマックスと他社の販売管理システムを簡単に比較してみましょう。
A社 | B社 | キャムマックス | |
---|---|---|---|
導入費用 | 月額10万円~ | 要問い合わせ | 月額10万円~ |
オプション機能 | ○ | ◎ | ◎ |
サポート体制 | 有料 | 他社に委託 | 無料 |
EC/POS連携 | ○ | △ | ◎ |
上記の表によると、キャムマックスは月額費用が安く、コストパフォーマンスにも優れていることが分かります。
販売管理はキャムマックスがおすすめ
販売管理システムを導入することで、さまざまなメリットがあります。ただ、当然ながら、販売管理に関連するデータ管理や業務効率化への貢献がメインになります。
そこでおすすめしたいのが、販売管理を中心とする経営に関するあらゆるデータを可視化し、一元管理できるキャムマックスです。
「キャムマックス」とは、有形商材を扱う中小企業様向けのクラウドERPです。
カートやモール、卸、実店舗など、複数の販売チャネルでの販売を一元管理することが可能で、見積・受注・出荷・売上・請求・入金などを一元管理できるようになっています。
さらに、「販売・債権管理」「購買・債務管理」「在庫管理」「財務会計」などの販売業務に必要な一通りの機能が揃っています。これに加え、WMSや会計システムとのデータ連携などもオプション機能で提供しています。
キャムマックス以外にもあるおすすめ販売管理クラウド比較8選!
それでは、キャムマックス以外にもあるおすすめの販売管理クラウドをご紹介していきますので、比較検討のご参考にしてください。
楽楽販売
楽楽販売は、名前の通り販売管理に特化したシステムです。自社担当者の手で簡単にカスタマイズできるのが特徴です。Excelによる販売管理に苦戦している企業におすすめです。楽楽精算、楽楽明細、配配メールなどのソフトとも連携可能です。
価格 | 初期費用 150,000円 / 月額利用料 70,000円~(利用ユーザ数やデータベース作成数に応じて変動) |
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基本機能 | 販売管理 |
サポート | 電話・メール |
商蔵奉行クラウド
商蔵奉行クラウドも販売管理に特化したシステムですが、事業の規模に応じた価格プランとなっているため、扱う伝票数が少なければ安価で導入できます。債権、債務、財務会計などの他奉行製品と連携させることで、業務全体の効率アップが可能です。
価格 | iEシステム(スモールスタート)
初期費用 0円/年間利用料 88,000円(全伝票明細件数合計50,000明細まで) iJシステム(小規模企業向け) 初期費用 50,000円/年間利用料 120,000円(全伝票明細件数合計100,000明細まで) |
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基本機能 | 販売管理 |
タイプ | クラウド |
アラジンオフィス
アラジンオフィスは、業種別の販売管理システムです。基本的にはパッケージ型ですが、希望によりクラウド型での運用も可能です。価格プランが公表されていないため、問い合わせが必要となりますが、比較的規模の大きな企業向けと言えます。
価格 | 要問合せ 参考価格1200,000円~ |
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基本機能 | 販売管理・在庫管理・生産管理 |
タイプ | パッケージ(クラウド対応も可) |
WorkVision販売管理クラウド
40年の実績があるWorkVision販売管理ソフトのクラウド版が登場しました。機械器具、建設資材、電子部品、食品の卸売業・製造業の導入実績や多種多様な在庫管理形態に対応しているのが特徴です。
価格 | 月額利用料 20,000円~ |
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基本機能 | 販売管理・在庫管理 |
タイプ | パッケージ(クラウド対応も可) |
アプリップリクラウド
様々な業務管理ソフトで有名な弥生シリーズの中でも、弥生販売と弥生会計をクラウド化して利用可能にしたのが、こちらのアプリップリクラウドです。利用時間と同時接続ユーザーの数で料金が決まる仕組みです。
価格 | 初期費用 50,000円 3ユーザーの場合: 11時間プラン 月額31,800円 13時間プラン 月額33,100円 16時間プラン 月額34,500円 24時間プラン 月額41,400円 |
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基本機能 | 販売管理・財務会計 |
タイプ | パッケージ(クラウド対応も可) |
スマイルワークス
スマイルワークスは、業務を一元管理できるクラウド型ERPシステムで、販売管理、財務会計、給与計算を組み合わせて利用できるのが特徴です。
価格 | 初期費用 30,000円 販売ワークス 月額10,000円 会計ワークス 月額10,000円 給与ワークス 月額10,000円 オプション例: 電話サポート 月額5,000円 |
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基本機能 | 販売管理(販売ワークス)・財務会計(会計ワークス)・給与計算(給与ワークス) |
flam
flamは、高速レスポンスと頑丈なセキュリティを特徴とする、クラウド型販売管理システムです。初期費用はいずれも無料ですが、利用者数とデータ容量で月額利用料が決まる仕組みです。電話によるサポートはプレミアム以外はオプションです。
価格 | 初期費用 0円 スタンダード(標準アカウント3、データ容量10GB)月額9,800円 プロフェッショナル(標準アカウント5、データ容量20GB)月額19,800円 プレミアム(標準アカウント30、データ容量30GB)月額54,800円 |
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基本機能 | 販売管理・在庫管理・仕入管理 |
フリーウェイ販売管理
フリーウェイ販売管理は、なんと伝票数が1,000までなら3人で使っても無料というクラウド型ソフトです。ただし、無料・有料版にかかわらず仕入・購買・在庫管理の機能はついていません。
価格 | 無料版 無料 有料版 月額2,980円 |
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基本機能 | 売上伝票入力、請求書の発行、入金伝票の入力 |
この記事を書いた人
下川 貴一朗
証券会社、外資・内資系コンサルティングファーム、プライベート・エクイティ・ファンドを経て、2020年10月より取締役CFOとして参画。 マーケティング・営業活動強化のため新たにマーケティング部門を設立し、自ら責任者として精力的に活動している。